やらせの心霊番組の最終回で本物の幽霊屋敷に行ってしまったというホラーコメディ。
心霊撃退番組がやらせでしかも低視聴率で打ち切りに。
最後の撮影で訪れた屋敷が本物の幽霊屋敷で撮影隊が悪霊に殺されて生き大ピンチに。というホラー映画にありがちな設定でしたが、ホラーコメディにしたことで新鮮で面白い内容に仕上がっていました。
番組のスタッフの中に心霊オタク的な人がいて、心霊を検知したりするマシンを独自でカスタマイズして本当に役立つアイテムになっていていい霊と交信。
それの次第に屋敷に憑りつく悪性の正体が分かったり、悪霊に殺された仲間が霊となってみんなを助けたりもして楽しいです。
自己中心的な主人公にイラっとするけれど、チームワークのおかげでそんなに気にならないし、話のテンポもよいし、人間目線で見えていないものが霊目線で見えるような演出もあったりと恐らく低予算ながらも色々と内容も工夫して作られているところもよかったです。
ラスト、次回作的な予告で本物のゴーストハンターになった彼らが京都で悪霊退治するみたいな予告も楽しそうでこの際、京都編で続編作っていもらいたいと思いました。
予告編