ヒトラーと東条英機が実はガーナで生き延びていたというカルト的な映画です。

アフリカン・カンフー・ナチス

ヒトラーが実は生きていたというのはよくある設定。と思っていたら東条英機まで生きていてガーナを密かに掌握していたという変な設定が観たまんま安っぽいです。
ヒトラーも東条英機も全然似ていないのですが東条英機はちゃんとした日本人というところは評価したいです。

ヒトラーが人々を次々と洗脳していき、仲間を殺された主人公がヒトラーが開催する天下一舞踏会みたいな大会で勝ち上がっていくという話で、一応壮絶な修行をした主人公がヒトラーを追い詰めていくという王道の展開ではありますが、とにかく安っぽい感じが何とも言えないカルト臭を醸し出してノリについていけるかいけないかになっています。

東条英機が空手?の達人で以上に強いけれどものすごく撃たれ弱くて笑いましたが、なぜか相撲の行事風に試合を進めていっておじさん体型の東条英機がヒトラーより存在感がすごかったです。

とにかく無駄に血が飛び出るスプラッター描写とラストの唐突すぎるヒトラーとの決着とか安さ爆発な感じが慣れてくるとクセになる感じがあって嫌いではなかったです。

予告編