「マッド・マックス」でお馴染みのジョージ・ミラー版アラジンです。
孤独な学者が魔人の入った小瓶の封印を解いて願い事を言う前にジンのこれまでの体験談を語る。というオムニバス形式っぽいストーリー展開です。
ティルダ・スウィントンが出ているだけでどことなくウェス・アンダーソンっぽい雰囲気が出ていますが、ジョージ・ミラー作品というこれまでのバイオレントな感じとはだいぶ違うファンタジーテイストが新鮮。
ジンが三つの願い事を叶えた時に解放されるというアラジンでお馴染みの設定だけど、これまでの3,000年であと一歩で三つの願いを人間が言う前に死んでしまったりで色々あって毎回小瓶に封印されてしまうという話のエピソードも豊富。
そんなエピソードの間に学者のティルダ・スウィントンとジンのイドリス・エルバとのラブストーリー的なものが入ってきてファンタジックでもあり、ロマンティックでもあったり摩訶不思議なビジュアル面もあって面白い感じもするのですが、意外と感想を書きにくいです。
願い事をすればいいけれど、学者魂がうずいてジンのこれまでの生き様を聞かせてくれたら願い事をするという駆け引きみたいなところは面白かったです。
予告編
おまけ