山から転落した男の妻の殺人を疑った刑事と女の関係をスリリングに描いたサスペンス。
パク・チャヌクの韓国映画にタン・ウェイが主演という目の付け所がさすが。
何か企んでいそうでだけど純粋なあざとい感じもあって魔性の女っぷりが真面目な刑事を狂わせていくという感じがよかったです。
タン・ウェイが何者で刑事を殺すのかサイコパス的にと思っていましたがそんな内容ではなく二人の危うい恋の行方みたいなところと当たらに起きる第二の殺人事件と夫殺しの容疑ではたして彼女は殺人犯なのか。というミステリー要素満載の話で導入部分は若尾文子の「妻は告白する」っぽい雰囲気があるな。大映映画のような感じがするなと思いました。
真面目な刑事には木村多江似の奥さんもいてこの人が案外気が強いから二人の微妙な関係にいつ気が付くのか中々スリリングなところもありました。
期待度が高かったので実際は思ったほど刺さらなかったかな。という感じなのですが話の展開が不思議な感じなところと終わり方は面白いなと思いました。
暴力的な後輩の刑事が途中で出てこなくなったところが地味に気になりました。
予告編
おまけ
キャラクターポスター