自閉症でサヴァン症候群の研修医の成長を描いた医療ドラマの第三弾。
シーズン2からのレギュラー入りした2人の研修医のこともそれぞれ深堀してより面白くなったシーズン3。
ショーンの恋愛を軸に話は展開していきますが、病理医のカーリーと付き合い始めたけど、自閉症の恋愛って上手くいかずに相手も自分ももどかしい。という展開がシリアスに時にはユーモラスに描かれていて、ショーンも仲間たちにアドバイスをもらったり恋愛本でどうにか関係が上手くいくようにするところが微笑ましいです。
そんな中、前半は仲間のクレアの心の状態がダークサイドに堕ちたり、性格悪めのモーガンがリウマチの症状で手がこわばり始め周囲に隠しながら執刀したり、研修医だけどそれぞれ密かに闇を抱えながら仕事をしているというところが面白いです。
そしてショーンのミューズだったリアがカーリーとの恋愛に影を落としていく感じでなかなかもどかしいし、ショーンとカーリーとリアの三角関係的な展開医は同越智が付くのか。と思ったら意外な展開に落ち着きそうなるのか。となりました。
クライマックスは大地震を軸に想像しなかった展開が重いし、やるせない展開で医療ドラマだから生死にかかわる展開もシビアで、人間って大病したり大事故に遭ったりしても意外としぶといんだよ。と希望があったと思うとそんなことで命を落としますか?という展開もあったりして、油断していると度肝を抜く展開がアメリカのドラマってつくづく容赦ないなと思いました。
それぞれ劇的な展開を迎えて終わったシーズン3、次はどんな展開になるのか楽しいです。
予告編