認知症の母親と家がテーマのホラー。
一人暮らしをしている母親が失踪して実家に戻ってきた娘と孫、しばらくして母親は帰ってきたけれど、奇妙な言動をしていることに気が付き、やがて二人は恐怖に取り込まれていくというホラーです。
認知症とホラーという組み合わせは意外と相性が良くてそれに家が加わりホラー要素としては間違いない感じ。
ちょっと怪しげなことが起きても母親が時折普通の状態になるのでボケているだけなのね。みたいな錯覚を起こして実は恐怖がすぐそこまでしまっているというパターンですよ。
前半の展開が緩やかなのでちょっと退屈するのですが、後半の家が絡んできてから一気にすごい展開になりました。
クローゼットというか物置というかその部屋の積み重なる荷物の中になぜか通路を見つけたら家の別次元の世界に迷い込んで、出られなくなってしまうんですよ。壁は迫っているし生きているようでこれは怖いです。
家の中に家があるみたいな感じ、出られないから壁をたたくと本来の家の壁から音がするという、謎の音はこれだったのかという仕掛け。
「ヘレディタリー/継承」感じもしないわけではないのですが、ラストのアレのかが何だったのかちょっと理解できずに靄っとしましたが薄気味悪さは抜群でした。
予告編
おまけ


