大学教授のフランクと姪っ子が父の葬儀のために故郷の南部に帰る訳ありロードムービー。
ちょっと風変わりな女の子がおじさんと田舎に戻るロードムービー化と思いきや、おじさんがゲイだったというカミングアウト系な話でした。
時代は70年代、少年時代にゲイであることが父親にばれてニューヨークに飛び出した現在は大学教授のポール・ベタニーが父の訃報を聞きたまたま来た姪と故郷に帰る話でしたが、70年代という時代性と南部とニューヨークにおける同性愛の受け入れ方の違いを正面から描いた内容でした。
田舎じゃ自分の本当の姿を知らないから恋人は絶対に連れて行きたくないけれどなぜかこっそりとついてきてしまった恋人。彼もまたアラブ出身でゲイがばれたら殺されるという事で祖国では美人の婚約者がいるという設定を作り上げていたりして、開かれて生きているといっても生きにくい世の中の描写をサラッと描いていました。
風変わりな姪っ子はサラッとそういったことを受け入れて逆に彼らをナビゲートするようなポジションで、彼女がいなければ故郷に帰ることができないくらいのキャラクター。
この子どこかで見たことがあると思ったら、「IT」のヒロインの子でした。
同性愛というものを傷害受け入れられない人にも露骨な人と遠回しな人がいて、露骨な人の風当たりが気の毒でしたがそんなことに傷つきトラウマを抱えているという役どころをポール・ベタニーが今までにない繊細な感じで演じていて新鮮でした。
予告編
