イギリスの諜報機関で働く女性がNSAから送られてきたメールに憤りを感じてマスコミにリークした実話。

オフィシャル・シークレット

ブッシュがイラクに攻撃を仕掛けたいからイギリスに違法にイラクへの侵攻をするような内容に憤りを感じたキャサリンがマスコミにリークしたことにより大騒動に発展した実話です。

結果的にイラクに侵攻してしまったけれどこれがもっと早くマスコミが報道していたらまた歴史は変わっていたかもしれないと思わずにはいられない内容でした。

この映画はキャサリンがリークをして起訴され裁判の顛末までが描かれていますが、最初はちょっとした正義感でリークしたけれど、仕事仲間が訊問されている姿を見てこんなはずじゃなかったと後悔するけれど、逮捕起訴されて追い込まれれば追い込まれるほど、じゃあやってやろうじゃないか。と戦闘モードになっていく姿が追い込まれると人間強くなるなと思いました。

移民の旦那さんも巻き込まれ、政府の執拗な嫌がらせみたいなものもありましたが、アメリカのえげつない個人の追い込みとは違って、イギリスの警察や政府は処罰には意外と寛大というか大人し目で、個人を破滅させることがない程度の嫌がらせ方にもお国柄が出るなと思いました。

後半、レイフ・ファインズ扮する凄腕弁護士が現れてから前半のスリリングな展開とはまたちょっと雰囲気が変わって一粒で二度美味しい感じの内容でした。
裁判の顛末のそんな落としどころなんだ国が出した結論としては。という意外な終わり方もドラマチックな感じです

主役はキーラ・ナイトレイでしたが、こういう役はやっぱりロザムンド・パイクの方がしっくり来るなと思います。実際のキャサリンも金髪だったし。

予告編