三島由紀夫が東大の駒場キャンパスに単身乗り込み全共闘のメンバーと塘路運を繰り広げる姿を描いたドキュメンタリー。

 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

全共闘のメンバーから討論の話を受け単身1000人が待つ東大キャンパスに乗り込む三島由紀夫。
初めはリンチされるんじゃないかという勢いのピリピリとした空気の中、以外にも熱い討論の中にも笑いが混じるという展開に。
これは全てにおいて三島由紀夫のという人間の魅力に尽きると思いました。
カリスマって行為ことを言うんだなと思ったし、ないより頭の回転がいいし話も面白く、敵対する全共闘も何かその魅力にひきこまれていき、それでいてちゃんと冷静にお互いが討論し合っているというところが面白いです。

右翼と左翼、正反対の思想。
その中で語られる討論全てが見どころで、ちょっと小難しいところは意味がテロップで出てくれるので観やすいし、途中途中でその時に関わった人のインタビューというか解説も差し込まれて分かりやすいです。

特に見どころはというと、東大きっての論客で寺山修二とも書かw里のある劇作家の芥正彦という人。飄々としながら鋭いところを突いて来て、それを嬉しそうにユーモアあふれる感じで返す三島由紀夫。すごいなと思い、現代の本人が出てくるのですが70代でヒリヒリするような威圧感でその場が凍りつくような感じがちょっと怖いです。

天皇という言葉の意味を三島由紀夫はじめ個人個人で捉え方というかその意味合いというか違うのも興味深く、三島由紀夫にたいしては終戦を少年期に迎えて生き残ってしまった人の苦悩があるという解説を聞きなるほどね。と思ったり、増々いろいろ知りたくなる人です。

そしてやっぱりこの当時良くも悪くもエネルギッシュな感じ。学生運動とかどこの大学でも行われていて大学生が大学を占拠しちゃうって、社会に対して政治に対して向き合っていたそんな時代がいつ観ても魅力的に思えます。

予告編