世界的ベストセラーの完結編のために集められた翻訳家たち。監禁状態で翻訳をする中、原稿がネットに流出して・・・というミステリー。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー

独裁的な出版社の社長に監禁状態で翻訳させられる世界から集められた翻訳家たち。
半分狂気にも満ちた感じで本薬価たちを外の世界と一切連絡を取らせない完璧な下界とのシャットアウトな状態で起こる原稿流出事件。

社長はすぐにこの9人の中に犯人がいると考え翻訳家たちの扱いを酷くする一方で肉体的にも精神的にも疲弊していく翻訳家たち。
途中で割とあっさりと犯人が明かされるけど、そこからの二転三転する仕掛けに見事に騙される。

ミステリーだから内容に触れられないところが辛いのですが、伏線も回収されて登場人物たちにもそれぞれ意味があったりしてこれぞ本格派ミステリーといった感じの仕上がりで、犯人は9人の翻訳家の中にいて何のためにこんなことをしたのかといったことが小説を読んでいるかのように展開していて面白かったです。

犯人の動機もミステリーならではという感じと、色々なミステリー小説のを翻訳してきたからこそ成しえた大それたこと。が説得力ある感じに仕上がり綺麗にまとまっているところもよかったです。

予告編