1976年にイスラエルで起きたハイジャック事件を映画化。

エンテベ空港の7日間

パリに向かう飛行機がハイジャックされ事件が解決するまでの7日間を描いた実録もの。

昔は簡単に飛行機乗っ取られるんだなと思いましたよ。あっさりと。
犯人は4人で畿内を制圧し、コックピットにも簡単に入ってしまうところに時代を感じました。

発端はイスラエル、パレスチナ問題で、パレスチナの人民解放運動の過激派メンバーとその考えに共感しているドイツ人二人。そんな4人がフランスの飛行機をハイジャックしてウガンダのエンデベに人質を拘束するという事態。

この時代のウガンダの大統領が食人大統領と言われていたアミンだったんですね。イメージだけで怪しさ満載な印象ですけど劇中ではマザコン気味の独裁者って感じでした。

犯人グループはドイツ人二人に焦点を当てロザムンド・パイクと特にダニエル・ブリュールが次第に理想やきれいごとでは済まされないという事に気が付いて自信を失って行く間、イスラエル政府に迫られる決断、解放されるのはイスラエル人以外というスリリングな展開が続いて現場も生か死かという状況だけど、イスラエル政府は首相が苦悩する中、国防大臣が割と非情な決断を迫ってくるという首相も会議室で大変なんですよ。という件が興味深かったです。

理想だけでハイジャックしてしまったダニエル・ブリュールに対して、ロザムンド・パイクは時代的にナチ扱いされるからと帰れないと腹をくくっているところ芯のある役が似合うと思いました。

全体的に色々な視点から描かれているところも群像劇的な感じでまとまりもよかったです。

予告編