親友に招かれてウィーンにやって来た男が巻き込まれるサスペンス。

第三の男

親友の招きでオーストリアにやって来て彼の家に行ったら、親友は事故死しし、しかも彼の死には第三の男が立ち会っていたという事を知った小説家の主人公が独自に彼の死の真相に迫るというサスペンス。

死んだ親友の恋人で女優の偽造パスポート騒動だったり、アメリカ軍との関係だったりと第二次大戦後の世界観が色濃く影響していて、時代を反映している映画でした。
サスペンスの教科書的な数々のトリックと、この映画ならではのモノクロの雰囲気がとてもよく、親友の恋人の女優がレベッカ・ファーガソン的な美貌がよかったです。

それと言葉の通じない国に一人投げ出されて真相を追う孤独感も。

早くアメリカに帰ってもらいたいアメリカ軍の人とのひと悶着から、ある出来事から一転お互い協力関係になるところた第三の男の正体と真相のほろ苦い後半パートで面白くなりましたが、好みはと聞かれるとやっぱりヒッチコックのサスペンスの方がエンターテインメント性も高くて好きだなと感じました。

これは映画より小説の方が面白そうな気がします。

予告編