ジャン=クロード・ヴァン・ダムが実はシークレット・エージェントだったという連続ドラマ。

ジャン=クロード・ヴァン・ジョンソン

スパイ活動も俳優業も休業状態だったヴァン・ダムがもう一度返り咲きたいと思い立ち再び諜報活動の世界に足を踏み入れるコメディですが、自虐好きのヴァンダム。
俳優の時はヴァン・ダム、スパイの時はヴァン・ジョンソン。JCVDとJCVJややこしいくて別にどっちでもいいんじゃないかと思いました。

そんなヴァン・ダム持ちネタを盛り込んでのスパイ活動が楽しいです。
事務所が窓口となっているのでスパイ活動も映画に出ながらやっています。仲間はスタイリストとかですよ。

天気を自由に操る装置を奪還みたいなとんでもミッションをこなすうちにヴァン・ダムそっくりさんと戦ったり、自身のヒット作(いまだに引っ張る)「タイムコップ」ネタでなんと未来からもヴァン・ダムがやって来て一人三役ですよ。吹っ切れた無茶苦茶さのおかげでとても楽しいです。

撮影現場に殺し屋がやって来てヴァン・ダム大暴れ。それを見た監督は大興奮でカメラを回し大満足というお約束な展開もアリながらアクションシーンは思った以上に血生臭いというギャップもたまりません。

あっけなく撮影現場でのミッションが終わったと思ったらやっぱり別の黒幕がいるという定番の展開もありながら、ヴァン・ダムお得意の開脚全開のヴァンダミング・アクション炸裂でこれぞジャン=クロード・ヴァン・ダムというところが最高です。

そんなヴァン・ダム既に町で声をかけられることもなくみんなから忘れられていると感じる時はちょっと寂しそうな表情になるところが自虐的なのですが可愛いです。

そんなこのドラマなんと1シーズンで打ち切り。楽しいのに残念。
ヴァン・ダムは絶対にいい人だなと思いました。

予告編
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