アメリカの最高裁判所判事ルース・ベイダー・ギンズバーグの伝記映画。
副題が「未来への大逆転」って最後は裁判で逆転するんでしょと言うそのままの話で、それじゃあ性差別問題に奮闘したルールの半生はどうだったのかというと、大変なんですけど全体的に駆け足過ぎて大変さが伝わってこなかったです。
まず、大学に入り女性がほとんどいない法科しかもハーバードで早速学部長から、嫌味を言われつつ授業も女だから発言したくてもなかなかさしてもらえないときっちり成績は優秀だったのに夫が癌に倒れてピンチというのもサラッと流すし、就職も女だからという理由で働き口は見つからないので仕方なく大学教授に。
大学教授で納まっていたルースが旦那から情報をもらい俄然やる気になり再び弁護士になったのはもちろん性差別的な案件。女性だからってという案件ではなく、男が親の介護をしても補助を得られない。という今となっては考えられない出来事に立ち向かっていくんですよね。
この時代、男が稼いで女は家を守るという考えがこびりついていて、みんなにバカにされるけど、ルースは時代が変化をもたらすという深淵を持ち戦っていくんです。
色々な男女平等じゃないエピソードが出てくるのですが、男しかクレジットカードが作れなかったり、女は残業できなかったり、この時代の価値観が良くも悪くもすごかったです。
すごい人の話ではあるけれどそれぞれ転機となるポイントがイマイチちゃんと抑えられていなくて盛り上がりに欠けるのが残念です。
監督がミミ・レダーってところが微妙な感じ。そしてこの話は映画よりドラマの方が良かったと思います。
しかし旦那さん役のアーミー・ハマーだけはこの時代から優秀な弁護士なのに料理も作ってくれてイケメンという最高すぎるところだけはよかったです。
予告編
