新婚夫婦が殺されその犯人が彼らの実家の敷地にやって来て・・・というイギリスのミステリー。

犯人はこの中にいる

殺された夫婦は何故殺されたのか。
彼らの実家にやって来た犯人はなぜ来たのか。そして彼らの誰に犯人は殺されたのか。

嵐の中横転した車の中にいた男が犯人だと気付いた彼らは、救急車を呼ぶことになるも実際は読んでいなかったり、逃げないように織の中に閉じ込めておいたら翌朝殺されていることが分かり、誰が殺したのかという大騒動になるもそんなことより警察が来るからと団結して死体を隠すも次々と家族一人一人の後ろめたい過去が彼らの生活を脅かしていくんですよ。

ちょっとした歯車が狂い始めて泥沼に陥っていく両家の関係とかとにかくドロドロしていてヘビーな内容でした。

おまけに事件を追う女刑事も子供が難病でお金がいるのですが、押収した麻薬を売人に売ってしまい彼女も事件の真相に近づきながら麻薬関係で追い込まれていくという、そしてその麻薬を手にした若者が命を落としてしまうという悲劇。

次から次へと全くいい事が起きない展開、そして犯人を殺した人の正体とその真相が最上級に重たすぎて結局、犯人を殺してしまった原因はあの人がいけないんだよね。と思うと殺してしまったあの人がものすごく不憫という誰もハッピーにならない松本清張の小説よりも息苦しい展開がなかなか辛かったです。

予告編