女王の寵愛を巡る女の戦いを描いた泥沼ドラマ。
女王の幼なじみで、ちょっと危うい女王の代わりに実権を握っている公爵夫人の前に、没落貴族の娘が召使から這い上がってきてやがて女王に気に入られ始め夫人が危機感を募らせて、お互いを蹴落とそうとする泥沼の戦いが始まるというマンガっぽい話です。
レイチェル・ワイズの陰で女王を動かす剛腕っぷりと、負けず嫌いに火が付き逞しく王宮の中でランクを上げていくエマ・ストーンの対立に目が離せません。
性悪のレイチェル・ワイズと腹黒のエマ・ストーンと言った感じでしょうか。
女同士の戦いが壮絶さを増していき最初は余裕をかましていたレイチェル・ワイズもメキメキと頭角を現して女王の寵愛を受け始めたエマ・ストーンの存在に立場が危うくなったと思い始め国のことと女王のことで精いっぱい。
一方エマ・ストーンはただただ自分の貴族的な地位を確保できればよいというお気楽っぷりなので、挑発されると暇なものだから徹底的にやりこめる恐ろしさ。
そんな次々に繰り広げられる野心のぶつかり合いが、「ロブスター」とか「聖なる鹿殺し」の監督だけあってグロテスクでした。
そして実は主役の女王様役のオリヴィア・コールマンも強烈。女王じゃなければただの迷惑オバサンというレベルのキャラクターで、彼女の子供エピソードもなのですが18世紀のイギリスの上流階級って色々ダメな意味ですごかったんだなと思いました。
予告編
おまけ

