詩人の夫が次々と訪問者を招き入れることによって泣き起こる不条理スリラー。
日本での公開が決まっていたのに公開中止になったいわくつきの映画ですよ。
人気のない郊外の家に住む一組の夫婦。
妻は家を補修していて詩人の夫はスランプ気味。そんな二人の元に一人の訪問者がやって来て夫は快く向か入れるけど、訪問者の妻がやって来たことで不穏な空気が妻に襲いかかり、やがて次第に訪問者たちの厚かましい行為に妻がおかしくなっていくという後味どころか厭なムード満載の不条理映画です。
ジェニファー・ローレンスとハビエル・バルデムの夫婦のところにエド・ハリスとミシェル・ファイファー夫妻がやって来てカオスが始まるのですが、何といってもミシェル・ファイファーの厚かましさがおっかないです。おっかないのですがミシェル・ファイファーの底力を見た感じがして前半部分は不条理なんだけどとてもよかったです。
色々あり、血生臭いことがあるのですがそこから心機一転した後半部分が本格的なカオスが始まり、次から次へと訪問者がやって来てトラウマ物でした。相当ストレスが溜まります。
この理解しがたい展開はもしや夢なのかと思いきやそうでもなさそうでバルデムもやっぱり怖いし。
そして話が進むにつれどんどん意味不明になる展開が本当に訳が分からないのですがそれでいてダーレン・アロノフスキーらしいイヤな感じは分かるというところはさすがでした。
ラース・フォン・トリアーやミヒャエル・ハネケも不快で不条理な映画を作りますが、アロノフスキーを含めみんなそれぞれ持ち味があるから不思議です。これぞ個性ってやつですかね。
最後は一応アレがああなるという事は分かりましたが、それにしてもそれが分かったからと言ってやっぱりよく分からない、訪問者恐怖症になりそうな映画でした。
予告編
おまけ





