シーズン2は問題を抱える子供たちが暮らすホームに悪魔が襲いかかる。

エクソシスト 孤島の悪魔

前回の映画版っぽいスタイルの展開で悪魔祓いしてもらった一家は出て来ないで、エクソシスト2人が別の悪魔を討伐するというスタイルだったところが良かったです。

エクソシストたち、ホームで暮らしている子供たち、バチカン関係者と主に3つの話が同時進行していくのですが、話が進むにつれて一つになるという展開もスッキリした更生で、それぞれのドラマも面白いです。

まずはエクソシストたち、神父でなくなり神の声も聞こえなくなってしまったマーカスは徐々にエクソシストとして力量と特異な力を身に着けていくトマスに嫉妬にも似たものを覚えつつ、またトマスの自分の力を過信してちょっと二人の関係がぎくしゃくするのですが、今までの悪魔祓いは外から力を加えて悪魔を追い出すのに対して、トマスの能力で悪魔に自ら近づいて内面から排除させようとする手法が、諸刃の剣になり自らが危機にさらされるというところが新鮮。

バチカン周りも不穏な空気に包まれ、もはや境界は悪魔に毒されていてまともな者は数えるだけ。そんなバチカンの危機にデーモンハンター的な女エクソシストが加わりこちらはハードなタッチでちょっと毛色が変わっていてまた新鮮。

一方メインとなる孤島のホームでは次々と不吉な出来事が起き始め子供たちの危険が迫る中、子供に悪魔が憑りつくのかと思いきやホームの運営者が病みに飲み込まれていくという大人の男が悪魔に憑りつかれていくのがありそうでなかった展開。
そしてその運営者がハリウッドでは最も売れている感じのジョン・チョウというところがよかったです。
子供たちを実の子のように愛しているけれど、暗い過去のおかげで悪魔に魅入られてしまうという優しさと凶暴さに二面性がみごと。

ラストも何とも言えない切ない感じなのですが、次に続きそうな不穏な雰囲気と新たな展開を感じさせる終わり方に期待が高まりました。

予告編
おまけ
別ポスター
エクソシスト 孤島の悪魔