イラン・イラク戦争真っただ中のテヘランで母親と娘を襲う恐怖を描いたホラー。
賞にもノミネートされていてB級ホラーという感じではなく、80年代という時代とイスラム圏ならではの女性ならではの問題を盛りこんだ真面目なホラーです。
一時的に休学して復学して医者になりたいお母さんでしたが、ちょっと政治的な活動していたから復学は無理と言われたり、医者の旦那さんは戦地に赴き娘と二人きりになるわけですが、旦那さんに実家に疎開しろと言われるけれど、小姑の嫌味があるようで行きたくないし、そんな状態で娘と二人きりなので娘に当たったりで精神状態もおかしくなっていくんですよね。
娘も見えない何かと話しているようで次第にそれの事が明らかになっていくのですが、中東らしく精霊のジンなんですね。ジンが人間の心の弱みに付け込んでいく。みたいな中東ならではの設定は興味深かったのですが、子育てに疲れたお母さんのイライラをずっと見せられている感じで疲れました。
きっかけがアパートに落ちてきて爆発しなかった不発弾がきっかけ?みたいなところも土地柄なのか説得力があるのですが、派手さがないし、悪霊なのか?というとそうでもなさそうで好みかと言われたら好みではないところが残念でした。
予告編
