1980年のウィンブルドンのボルグとマッケンロー決勝戦の行方を描いたドラマ。
ウィンブルドン五連覇を目指すボルグと新しく現れた口の悪いマッケンローの戦いを描いた映画ですが、決勝までの前半はボルグとマッケンローの生い立ち的なことを交えながら展開していきましたが、ボルグが7、マッケンローが3くらいの割合なのでこの映画は実質的にはボルグが主役の映画だと思います。
若い頃はボルグも口が悪くキレやすかったけれどコーチの指導で冷静になるすべを憶え、一方でマッケンローは感情をむき出してひんしゅくを買うというスタイルそのままに戦うわけですが結局は二人とも熱かったんですよ。試合の一球一球に全てをかけているので記者のくだらない質問に嫌気がさしているところとか案外共通点が多くて、決勝でちょっと戦っただけでお互いの実力が分かり好敵手になるんですよ。
ずっとトップで孤独で本当はきっと感情を爆発させたかったボルグがその苦悩を表に出さずボールに込めて打ちこみ、マッケンローとの友情を深めるみたいなところもグッと来ました。これぞライバルと書いて好敵手の良いお手本。
テニスはお金持ちのスポーツ的な印象でボルグもマッケンローも裕福ではないけれど勝ち上がっていくのはハングリー精神のある人なんですね。
クライマックスの決勝戦もものすごい死闘で、こうして映画で観ても手に汗握る試合っぷりはハラハラしてやっぱりテニス映画にハズレなしだと思いました。
ボルグ役のスヴェリル・グドナソンは「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズの新作でダニエル・クレイグのやっていた役を引き継ぎと今後注目したい若手です。
予告編
おまけ
キャラクターポスター


