前シーズンから18か月後を描いたイギリスの連続ドラマ。

ハッピー・バレー 復讐の町

前シーズンで逮捕した凶悪犯かつ孫の父親が刑務所で大人しくしている時に、女巡査部長が見つけた一人の遺体。それが彼の母親だったことから逆恨みを買い、刑務所の中から心理的に追い詰められ、一方その頃、所内で不倫をしている同僚が不倫相手の女から脅され始め住地に追い詰められていくという2本筋の話で展開。

主人公の家族の問題にこれらの事件が加わり、さらに地元で差別を受ける親子のサブエピソードが次第に本筋に加わって行き一つの話にまとまるという上手い展開。
なのですが、最初から最後まで後味の悪い感じが何とも言えない苦い味わい。

イギリス郊外のどんよりとした陰気で閉鎖的な文化が前作よりも色濃く表現されていました。

不倫相手に脅されてついつい殺してしまった同僚。しかし殺してからその後自分の妻も不倫を知りさらに絶望という展開が松本清張的な地獄絵図でどんどん深みにはまって行き、連続娼婦殺人事件に便乗するもやっぱりそうもいかないよね。という展開が重かったです。

あと刑務所にいる前作の犯人の逆恨みっぷりもすごくて、彼の婚約者を使い、巡査部長の孫に近づいていくってところも嫌な感じで前作よりも全体的にトラウマっぽい展開がてんこ盛り。

そして最終回後半に一気にまとめる展開がやっぱり上手いのですが、どうもすっきりした気分になれないイギリスらしいドラマでした。

予告編