盗作で成り上がった作家が偶然出会った娼婦にのめり込むというミステリー。

エヴァ

還暦をとっくに過ぎているイザベル・ユペールが娼婦役というだけであっぱれ。そこに盗作で成り上がり、婚約者もいる作家が娼婦と出会いのめり込んでいくという、プロットだけ観たら面白いこと間違いなし。と思っていたら結構退屈で肩透かしでした。

面白そうな要素が活かされていないんです。

作家のギャスパー・ウリエルが盗作で一躍時の人になってしまったので次回作を書けないでいる。そこに偶然ミステリアスな娼婦と出会って、彼女のことを書こうと決めるのですが、その辺の話の持って行き方がイマイチだったし、ウリエルの役の性格がロクデナシなのはいいけれど、彼女に色々説教されると黙り込んで機嫌が悪くなるみたいなところがイラッとしたり。

イザベル・ユペールもミステリアスなのは分かるのですが、変に彼女の私生活に踏み込むからミステリアスさが半減。

そしてこの脱げる二人が主演なのに脱いでいるシーンがないというのが一番ダメなところだなと思いました。
盗作から破滅に陥っていくという映画なら「パーフェクトマン 完全犯罪」というのがあるし、ユペールの脱ぎ系サスペンス映画なら「エル ELLE」があるし、この映画本当に色々と残念な映画だったなと思います。


予告編