タリバン政権下で父親を連行された一家の娘が男の子のふりをして生き抜く様を描いた社会派アニメ。
タリバン政権下の女性の扱いが過酷って映画で、まず女性は一人で出歩いてはいけないんですよ。
買い物するにも父親とか夫がいないと罰せられるってそんな生活を送っているんです。もちろん教育なんか設けてはいけない。
そんな中、父親が強制的に連行されて女だけになってしまった一家の末っ子が街に行き食料を買おうとするも女一人なのでもちろん食料を打ってもらえず、一人で出歩いているので追い回されそうになったりと食糧危機。
逆恨みを買って父親が連行されるのですが、そいつが教え子で銃とか持って調子に乗っちゃっているんですけど、実際戦いに駆り出されると途端に怯えた感じになる小者感という細かい描写も目が離せません。
少女は決心して髪を切り少年のふりをして街に出で見事に食料を手に入れたり、他にも少年の振りをした女の子がいたりと過酷な状況でも生きるすべを見つけているところが印象的。
家族のために男の子になりすましに街に行き、父親を助けるために刑務所に通い続けたり、若い世代だから勢いのある行動が出来て逞しいです。
姉は別の線で好きでもない相手と結婚という選択で生活に安定感をもたらそうとする妹とは正反対のことをするのですが、結婚相手も男尊女卑の塊みたいなおと子であったりどこまでも苦労が付きまとうタリバン政権の女性たちという内容で、これ実はアカデミー賞のアニメ部門にノミネートされていて納得。
こういう映画もっと世に出ていいと思ったし、賞も何か受賞して欲しかったなと思いました。
予告編
