美術館のキュレーターが巻き起こす騒動をシニカルに描いたコメディ。

ザ・スクエア 思いやりの聖域

カンヌのパルムドールを受賞した話題作、「フレンチアルプスで起きたこと」の監督という事で基本的にテイストは似ていましたが、「フレンチアルプスで起きたこと」より断然嫌な感じがしました。

人助けをしていたら財布と携帯を盗まれた主人公。
携帯を追跡してアパートは突き止めたものの度の家か分からないから脅迫めいた手紙を全ての家に投函し、無事財布と携帯が戻って来たもののその手紙が思わぬ事態に動き出し出り、美術館の新しい企画「ザ・スクエア」のPRを外注任せにしていたら注目は集めたものの炎上商法で私生活と仕事で追い詰められていく主人公。

謝れば済むことなのに謝ることが出ず変にプライドばかり高く自業自得に陥っていくというスタイルがこの監督の得意技。
「フレンチアルプスで起きたこと」の時は家族の話でお父さんのちょっとした言い訳が夫婦に大きな亀裂が生じて情けなくてちょっと笑えましたが、この映画の場合は主人公が意外と色々なところでやらかしていてさすがに笑えないし後味も悪くて風刺要素が強かったです。
特に猿まねの人のパーティー真がとても以後古都が悪くてちょっとしたホラー映画よりも恐怖。

「プライド・・・そんな役に立たないもの」by 満島ひかり(「プライド」)を思い出しました。
プライドと見栄はほんのちょっとある程度がちょうどよいかと思います。


予告編

おまけ
別ポスター
ザ・スクエア 思いやりの聖域