ニューヨークを舞台にしたシャーロック・ホームズのシリーズ第4弾。

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY

これまでの過去のシリーズと違ってきました。
まず、謎だった疎遠の父親が急に現れシャーロックをいらだたせるという、シャーロックの父親がらみのエピソードが多数盛り込まれましたが、シャーロックの父親が世界規模のレベルで色々暗躍できる大物ということで陰謀めいた事件が多くなり、モリアティーも不在で頭脳合戦もなくなりスパイっぽい方向に傾いてしまったんですよね。

これはこれでいいと思うのですが、警部たちの役割もいてもいなくてもいい存在になっていて今までのようなこじんまりした事件が少なくなったのがちょっと残念なところ。

でもワトソンはますます切れ者になってシャーロックとの相性の抜群度にも磨きがかかって二人の掛け合いはとても楽しかったです。お互いがリスペクトしていて対等な関係になって言いたいことは直接相手に言うという二人の間の成長が最高です。

ある事件で自閉症の天才的な頭脳を持つ女性と恋に落ちたシャーロックをいじるワトソン。突っ込まれて怯んだり、彼女が積極的すぎてきょとんとした表情をするシャーロックが可愛いという新たな一面も面白かったし、準々々々レギュラーくらいの扱いの脇役の検死官が事件に巻き込まれたりというエピソード自体にも余裕が出てきた面もあり、今まで通りのちょっとした殺人事件を扱ったエピソードはよかったです。

ワトソン周りの家庭のごたごたやシャーロックたちを敵視する女刑事の嫌がらせエピソードもありましたがこちらはシーズン4の中では中途半端な扱い。シーズン5でワトソンの厄介な面々がどう絡んでくるのかは今後に期待です。