テロで夫と息子を失った女性が過酷な現実に立ち向かうサスペンス。

女は二度決断する

トルコ系の移民の旦那がテロで殺され一緒にいた息子も死亡。そんな悲劇に巻き込まれた妻が戦う物語でしたが、ダイアン・クルーガーが熱演。
カンヌで主演女優賞、ゴールデングローブでは外国映画で作品賞も受賞というのも納得の社会派サスペンスでした。

ドイツって難民の受け入れを積極的にしている感じですが、それを快く思っていない人たちもいて、ネオナチの問題やらそんな状況を反映した内容になっているのかなと思いました。
トルコ人の旦那が昔は刑務所に入っていて獄中結婚していたりとかそういう設定も面白かったです。

そんなこんなで妻が目撃した女が容疑者として捕まるも、容疑者の父親も自分の子供が確実にやったに違いないと証言して、有罪はほぼ確定にもかかわらずあくまで容疑者が灰色すぎて上手いこと裁判が進まず追い込まれていく妻。

色々と精神的に重たい感じな展開になり彼女のなりに決着をつける終盤がものすごい緊張感でクライマックスになだれ込む展開がスリリングでした。

ダイアン・クルーガーってハリウッド映画ではキラキラしている印象でしたがドイツ人なんですよね。なので実は小粒でピリッとした作品にたくさん出ていたんだなとフィルモグラフィを見て改めて思ったし、もっと国際派女優として評価されてもいい人だと思います。


予告編