2015年に実際にフランスであった列車テロを阻止したアメリカ人青年たちの姿を描いた実話。

15時17分、パリ行き

つい最近起きた事件をイーストウッドが早速映画化しました。

幼なじみの3人のアメリカ人青年がヨーロッパ旅行でフランス行きの列車に乗ったら無差別テロに出くわしたという話ですが、メインのその話は置いといて彼らの子供の頃の問題児っぷりや成人してから軍隊に入ったけれど思う舞台に配属されずにちょっと不満気味だったりなことが描かれていたりしてなかなか列車内の事が進まないです。

そうこうしているうちに彼らのヨーロッパ旅行記が始まりました。
ローマからベネツィアに行き、ドイツで一人行動をしていたもう一人と合流してオランダのアムステルダムに行きクラブではじけたり、これって旅の映画じゃなくて列車のテロの映画ですよね?と観ているうちに不安になりましたが終盤はがっつり彼らの英雄的行為がスリリングに描かれていてここのところはとてもよかったです。
ただ彼らが好きに旅をしてドイツで合流するという自由な旅行スタイルは素敵でした。

テロリストの心情とかテロのことをを期待して観るとかなり肩透かしを喰らいますが、この映画のすごいところは主人公の三人が実際の当事者であるということと、実際列車に乗っていて恐怖体験をした夫婦とか実在の人物で出演者が演じているんですよ。

再現映像を映画でやってしまうイーストウッド、今年88歳。映画の展開としてはいま一つなのですがこういう事をやる心意気がすごいと思いました。

予告編