南北戦争時代に女子寄宿学校に負傷した敵兵が現れたことをきっかけに思わぬ事態に向かっていくサスペンス。

ビガイルド 欲望のめざめ

1971年のイーストウッド版の「白い肌の異常な夜」をソフィア・コッポラがリメイク。

リメイクなので完全にソフィア・コッポラらしいかと言えばそうではないのですが、ソフィア・コッポラ作品、今一つ苦手だったのですがこれはよかったです。

ソフィア・コッポラのミューズのキルスティン・ダンストが今回はオールドミスっぽい役どころで、可愛い小悪魔的生徒に絶好調のエル・ファニング。
ダンストの十八番のにらみを効かせてけん制すればエル・ファニングは透明感のある可憐さでコリン・ファレルを誘惑みたいなコリン・ファレルを巡り静かな火花を散らす女たちの姿がドロドロとしているかなと思ったら意外とあっさりしていましたが、女同士は面倒くさいってところが静かにエスカレートしていくところが良かったです。

ニコール・キッドマンも一歩引いた感じで目立ち過ぎず学園のお母さん的存在が思っていたよりはまっていました。

ある出来事がきっかけで後半、女たちとコリン・ファレルの対立っぽい展開になっていくのですがクライマックスのケリのつけ方は薄ら怖かったです。
そしてダンストはソフィア・コッポラ作品ではいつもながら切ない終わり方を迎えるているのはやっぱり、ダンストの表情とかの捉え方を熟知しているソフィアならなのかなと感じました。

これは女性目線で描かれている感じでコリン・ファレルが添え物的な存在で、後半キレだしてからの平穏さを取り戻すあたりとかイマイチピンとこなかったでオリジナルの「白い肌の異常な夜」も機会があったら観てみたいと思います。

予告編