インドのゾンビ・コメディです。

インド・オブ・ザ・デッド

仕事を失ったハルディクと恋人に振られたラヴは真面目なルームメイトを巻き込みリゾート地へ向かいそこでロシアンマフィアのパーティーに潜り込むが翌朝パーティの参加者がゾンビ化していたというゾンビ映画です。

インドのゾンビ映画って珍しいと思ったら案の定インドにゾンビという概念はあまり浸透していない様子が描かれていて納得。どうやらインドでは悪霊っぽい者の方が断然主流のようです。

ということで、しょうもない二人組に真面目なサラリーマンの三人がロシアンマフィアのパーティに潜入してドラッグと酒でも満喫しようとしたらドラッグがものすごく高価で買えなかったのですが、どうやらそのドラッグがゾンビ化する者らしく翌朝みんなゾンビになっちゃってサバイバルな感じの展開なのですが、みんな割とノーテンキで怖さが全くないところが魅力です。

そんなパーティの主催者のロシアンマフィアもロシアかぶれのインド人というゆるさ。シリアス要素ゼロ、みんなやられる感じもない緊張感もゼロでお気楽な映画でした。
登場人物も男女ともに無駄に顔と体がいいというのもインド映画らしくて良かったです。

ドラッグが原因という事でドラッグはいけませんみたいな啓蒙映画になっている感じも笑ってしまい、ゾンビ映画ってシリアスなものよりこういったコミカルの方が断然好みだと再認識しました。

ゾンビの原因となるドラッグのことが全く触れられていないある意味割り切った作りも豪快でしたが、続編を作ってもらいこの辺の謎とかも明らかにして欲しい感じです。

予告編

おまけ
別ポスター
インド・オブ・ザ・デッド

インド・オブ・ザ・デッド

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