ダンサーを夢見る27歳のニューヨーカーの行き詰まりを描いたドラマ。

フランシス・ハ

アカデミー賞の監督賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグ出世作的主演作品です。

27歳という夢を追うのか堅実に生きるのか選択が迫る微妙な年齢に差し掛かっている頃だと思うのですが、フランシスはルームメイトがベストフレンドみたいな感じで彼女と過ごす時間優先という感じで過ごしているも、ルームメイトが出ていったり、バレエもはっきり言ってダメだから事務仕事してみない?と声を掛けらるも強がって他で踊るんで・・・みたいなことを言ったりするのは何となく分かる気もするのですがフランシスが言うと何かイラッとするところ、大人になり切れていない感じが上手かったです。

彼氏に同居しようと言われるもルームメイトがいるからと断り彼氏とも別れたのに、ルームメイトはあっさり彼と婚約して東京に行ってしまい何で?とか、友達を頼りパリに行くも友達が不在で無駄に金を使ってしまったとかとにかく空回りな人生過ぎて一度立ち止まって自分を見つめ直しなさいと言いたくなるような苦手なタイプなのですが、グレタ・ガーウィグの魅力というか存在感はそれはもうすごいもので、最近いろんな映画に引っ張りだこなのも分かる気がしました。

批評家からも評判が良い映画という事でなるほど作品の質のようなものはモノクロームのオシャレな映像とマッチしていいとは思うのですが、フランシスのキャラクターが好きになれず必ずしも質が良いからと言って、質と好きが比例するわけではないというお手本のような映画でした。

そんなフランシスのルームメイト役の子はなんとスティングの娘という事が分かりビックリしました。

予告編