パンデミック・ドラマのシーズン2です。

ザ・ラストシップ

前シーズンの後半でワクチンが出来アメリカ本土に上陸したものの、それほそれで大きな問題を抱えていたというところからの続きです。

ワクチンを独占して、優秀な人だけを活かそうとする議員が暗躍。まず船が乗っ取られ乗組員たちも取られられている中、船長が敵対していたレジズタンスたちと手を組み、敵地に乗り込むというアクション要素満載で幕を開けたシーズン2。

そんな船乗っ取られ事件もスピーディに2話で解決。
前シーズンを完璧に終わらせて、3話目から真のシーズン2が始まるという展開が新しいと思いました。

そして始まった新たな話はワクチンを巡る話なのですが、人間というのは不思議なものでこんな恐ろしいウイルスに耐性のある人が各地で現れ始め、その中の一人のイギリス人が耐性のある人が軍隊を作りアメリカを乗っ取ろうとする展開。

自分が選ばれし者と思い込み、体制のない人たちのいる街に赴きウイルスを拡散し生き残った人を洗脳して勢力を拡大していくというカルトチックな展開が前シーズンとはまた違った脅威として扱われているところが面白いです。
ワクチンを作らせないために潜水艦と圧倒的な火力情報網を扱い施設を破壊していく新たな敵。
その過程で、死にそうになかったあのキャラやこのキャラが思わぬ形で死んでいくところも「24」っぽくてハラハラしました。

勝気な女博士もワクチンのために下したあの行動ははたして正義なのかという極限状態における行動の是非を問うところとかも相変わらず硬派。

誠実さと正義感を兼ね備えた好感度の高い艦長の統率力で色々と困難を乗り切るところとかも見ごたえバッチリなのですが、最終回の最後の最後が軽く気分が沈むくらいのヘビーさでシーズン3につづくきます。

予告編

おまけ
別ポスター
ザ・ラストシップ

ザ・ラストシップ

ザ・ラストシップ