実在した伝説の海賊、黒ひげの姿を描いたドラマ。

ザ・レジェンド・オブ・パイレーツ

総督に宝と黒ひげを倒す命令を受けた船医が黒ひげに捕らわれ、彼の秘密の島で生活していくうちに彼の本当の目的を知る・・・みたいな感じの内容でした。

歴史物はイマイチ苦手な方なのですが、これは撮影やセットも大がかりな感じでちょっとした大河ドラマのように重厚なのにエンタメ要素もあり面白かったです。

誰もが恐れていて実際に恐れられている黒ひげでしたが、カリスマ性もあり先のことも見通すことにも長けていて、まぁ色々とリーダーとしての全てを兼ねそろえているのですが、そんな黒ひげ役がジョン・マルコヴィッチという大物演技派を持ってきたという事でこのドラマの説得力が生まれまていました。
ちょっとエキセントリックなんですけど芯はしっかりしているみたいなところがマルコヴィッチにぴったりで、ならず者の集まりの島は大英帝国のように差別や階級に縛られた世界ではなく自由なところにしたいという想いなんかも説得力がありました。

そんな彼に捕えられた医師も知力剣術に長けていて黒ひげのお気に入りになって腹の探り合いをしつつもお互い惹かれあうという似た者同士が分かりあうみたいなところがいいんですよね。
黒ひげに何かと頼りにされる医師に面白くないお思いを抱く海賊たちに反して普通の島人は医師に信頼を寄せたり人間関係の描写も面白かったです。

そして、黒ひげを追い詰めれ提督がジュリアン・サンズ。黒ひげを殺すことだけに執念を燃やし狂気の沙汰になっていきこの人が一番狂っているというところが怖かったです。

全9話にしておくには納まりきらない濃厚さがありました。

予告編