海面の上昇で人類の危機に陥った近未来から一人の男が過去に戻り未来を救おうとするSF。

アンダー・ザ・ウォーター

北欧のタイムスリップものです。
海面の上昇で真水がほとんどなくなった状況の未来の地球。海水を真水に帰る研究をしていた博士がいた2017年にタイムスリップしてその方法を入手することになった主人公の話ですが、特殊な機械で自分の分身を作り上げ過去に送るという方法が面白いアイディア。

そんな分身が2017年から戻って来なくて本人自身も2017年に向かうのですが、タイムトラベルもののルールとして過去を変えてはいけない。という定番のルールがもちろんありながら、やっぱり未来から来た影響で2017年に起きるべき普通のことが微妙に狂い始めていくんですよ。

人間は感情の動物なのでこの時代の女博士に恋をしてしまったり、自分の分身を見つけ出したりで話自体はとても興味深いのですが、全体的に地味過ぎてたまに睡魔が襲ってくるのが玉に瑕。

これは映画というより小説で読みたいタイプの作品でした。

予告編