ヒッチコックの列車密室サスペンス。

バルカン超特急

ホテルで知り合った老婦人とロンドン生きの列車に乗ったヒロインは老婦人がいなくなっていることに気が付くが、乗客や乗員は彼女を見ていないと言われ、老婦人探しに奮闘するというサスペンスです。

「オリエンタル急行殺人事件」や一昔前のジョディ・フォスターの「フライトプラン」とか乗り物が舞台になるものは密室劇の砂嘴ペンスとして作りやすいと思うのですが、これはサスペンス要素だけではなくコミカルな娯楽要素もあり面白かったです。

列車に乗るまでのホテルのやり取りがものすごく長く感じてこれ、いつ面白くなるんだろうか?と思っていたら列車に乗ってから一気に面白くなりましたし、ホテルの一連の流れが登場人物の紹介であったり伏線であったりとやっぱり色々と練られていて感心しました。

ホテルで出会う粗野な行動をする芸人だけが彼女の味方になりつつもこの彼が外国語を話せたり、戦ったりと役に立ついい奴でしたが列車に乗り合わせる乗客もみんな一癖あるんですよね。こういう密室劇ものって。そういうところもしっかりと押さえてありました。

老婦人は列車に乗っているのかそれとも最初から乗っていなかったのか、痕跡もないまま二人は彼女の行方を探すのですが、老婦人の行方とか彼女にまつわる謎が大胆すぎてビックリ。そしてラストもスッキリな感じもよかったです。

予告編