Netflix発、南部の人種差別もの。

マッドバウンド 哀しき友情

当時としては教養はあるけれど行き遅れたキャリー・マリガンが農家のジェイソン・クラークのところに嫁ぐのですが、ジェイソン・クラークが中々のダメっぷりで早速、騙されて辺鄙なところで暮らす羽目に。しかも差別主義者の義理の父付きで。

と当時の生き辛さや40年代の南部のミシシッピといったら人種差別というイメージそのまんまの虐げられる黒人たちとの姿を色々な登場人物の視点で語られていくドラマですが、これとても批評家受けしそうだなと思ったら、歌手のメアリー・J・ブライジの抑えた演技でゴールデングローブ賞の助演女優賞にノミネート皿ました。

第二次世界大戦中という事で、黒人一家の長男が戦争に行くのですが辛いはずの戦争がヨーロッパでは黒人が差別を受けることなく受け入れられ人生を謳歌する皮肉だったり、ジェイソン・クラークのところの弟のギャレット・ヘドランドは戦争から帰って来てPTSD気味で酒に溺れる日々。
でもそんな彼は黒人を差別することなく友達になるいい奴なのですが、その様子を父親が許すはずもなく悲劇が襲うという後半の展開が重かったです。

戦争に勝ち英雄だったはずなのに、帰って来ても差別を受けるやるせなさ、必死に働いても畑は決して彼らの物にならなかったり、命令は絶対だったり暴力の不条理さ。
そして女は男の言うことを黙って聞かなければならないという時代背景を色濃く反映した見ごたえある内容になっていましたが、差別主義者のお父さん役のジョナサン・バンクスが狂気を秘めていてものすごく怖かったです。

予告編

おまけ
キャラクターポスター
ローラ・マッカラン
ローラ・マッカラン

ジェイミー・マッカラン
ジェイミー・マッカラン

ヘンリー・マッカラン
ヘンリー・マッカラン

父親
父親

ハプ・ジャクソン
ハプ・ジャクソン

ロンゼル・ジャクソン
ロンゼル・ジャクソン

フローレンス・ジャクソン
フローレンス・ジャクソン