天才少女と彼女を巡る大人たちの対立を描いたヒューマンドラマ。

gifted/ギフテッド

天才一家の苦悩を描いたヒューマンドラマでした。
数学に関して天才的だった姉の娘と暮らす叔父のクリス・エヴァンスは普通に子として育てたくて普通の学校に通わせるけれど、小学校一年生の算数なんてアホらしいってなっていたら、担任の先生がいい人で彼女のためにちょっと難しい問題をさりげなく準備してくれたりして担任とのやりとりはいい話でした。

次第に才能が知れ渡り学校から祖母に連絡が行き娘に対して数学で成功を願っていたのと同じように、それを孫に願って叔父対祖母の親権争いまでに勃発するという大人のエゴに子供が巻き込まれるというちょっぴりヘビーな展開に突入。

姉やクリス・エヴァンスの過去も明らかになり天才ばかりの家庭も凡人には分からない苦悩があるんだなと思いました。

数学の難しい問題を解くのも好きだけど片目の猫や隣に住むオバサンのオクタヴィア・スペンサーと遊ぶのも好きという子供らしいところもあり、ケンカもするけどやっぱり叔父さんが大好きみたいなところがよかったです。

祖母が悪役って訳ではなく彼女も孫のことを思っているわけで、誰もがこの子を愛していて結果的に上手くいかずぶつかり合ってしまうというところが肝ですよね。そこから解決策を見出さなければ子供は不幸になるという。

それにしてもクリス・エヴァンスはどこまで好感度あげちゃうの?ってくらいこの映画でもいい人でした。そしてオクタヴィア・スペンサーは相変わらず作品に安定感をもたらしていました。
天才少女役はダコタちゃんが出てきた時を彷彿。

予告編