実在したイラク人スナイパーと彼に狙われ追い詰められたアメリカ兵の話。

ザ・ウォール

アーロン・テイラー=ジョンソンとジョン・シナだけ。
そこにスナイパーの攻撃を受けジョン・シナは重症。アーロン・テイラー=ジョンソンも負傷して壁に隠れて助けを呼ぶも無線を乗っ取られてスナイパーとの心理戦が始まるという内容。

最初はアメリカ兵を装って色々を話をするスナイパーの目的は彼らから情報を得てよりアメリカ兵らしく振舞い、アメリカ兵を誘い出し次々と仕留めていくという恐ろしい知能犯であるのですが、テロリストなのかと言ったらそうでもなく彼の過去と狙われたアーロン・テイラー=ジョンソンのやってしまったしくじりとかが徐々にあぶりだされていく硬派な作りはさすがダグ・リーマンだなと思いました。

敵の凄腕スナイパーが一切姿を見せず声だけってところもありそうでなかった感じがしましたが、一人で何とかしなくてはならない状況といったシチュエーションはライアン・レイノルズの[リミット]に通じるものがあるなと思います。

アーロン・テイラー=ジョンソンもいいのですが、ジョン・シナの真面目な感じが新鮮でよかったです。プロレス出身のドゥエイン・ジョンソンと比べてもジョン・シナの方が面白い兄貴で頼りがいもありそうなところがいいんですよね。
そんなジョン・シナはコメディ今後コメディ映画が控えているようですがこれもまた楽しみです。

予告編