麻薬密売人ものの「プッシャー」の最終章です。

プッシャー3

この映画ロクデナシの映画ってことが分かり最後は誰がロクデナシの主人公なんだろうと思ったら一作目と二作目で主人公たちにクスリを売る麻薬の元締めキャラのミロでした。

ミロ、あんたもロクデナシだったのか?と思いきやちょっと時代に取り残された麻薬の元締めという感じでロクデナシではなかったかなと思います。

時間的には10年位経っていてヘロインを手に入れたつもりがエクスタシーだったのですがそんな今どきのもの取り扱ったことがないから最初はどうしようか迷うも設けになるならと捌こうとしたら見事にしくじりましたよ。慣れないものに手を出したから。

自分の子供みたいな元締めに貸が出来てしまいいいように使われるミロ。とそんな時に娘の誕生日会で料理を振るわなくてはいけなかったりと厄介ごとが山積み。そんな娘が恐ろしく気の強い25歳。そしてナースという設定に笑いました。

そんなこんなで死体が出てくる危機的状況に陥るのですが、このシーンがパンチが効いていました。
「ネオン・デーモン」「オンリー・ゴッド」「ドライヴ」とバイオレントと言われていましたがニコラス・ウィンディング・レフン監督史上最もスプラッター描写が激しかったです。
下手なスプラッター映画より濃厚な内臓描写に圧倒されて、レフンの真骨頂だな。そしてぜひ一本スプラッターホラーを監督してもらいたいなと思いました。

消えたエクスタシーの真相とか娘の誕生日の翌朝とか話的にもシリーズ中、最もとっつきやすかったしロクデナシというよりちょっと不運なお父さんって感じで描かれているところが良かったです。
一作目に出た右腕的存在の男が、夢をかなえて堅気として生きているけど再び登場してミロの窮地を救うみたいなところもファンサービス。
しかしミロもこの男もみんな老け込んだというところ含めてこのシリーズよく作ったと思いました。

予告編