ニコラス・ウィンディング・レフンの初監督作品。

プッシャー

プッシャーって麻薬密売人って意味なんですね。
ってそんな密売人の踏んだり蹴ったりな話でしたが、主人公が色々とロクデナシで酷い奴でした。

最初は相棒とそこそここなれた感じでクスリを仕入れてはさばくをこなしてやり手感を醸し出していたのですが、運が悪いのか取引の最中に警察に追われクスリを池に捨てなければならない状況になってからが運が尽きたのが全てがダメな方向に。

仕入れたからには元締め?に金を払わなきゃいけないけれどクスリがないので金は手に入らなくて借金は膨れ上がるばかり、つるんでいた相棒にも裏切られたようだし、上手い話が舞い込んでくるもそれも何故か失敗ばかりしてついには命を狙われる立場に。

失敗するのは運が悪いので仕方ないとしても、この主人公が全く反省しないで行き当たりばったりな感じなところで逆ギレするはで実は仕事が出来ないタイプというのが中盤以降露呈してしょうもない奴だったんです。言い訳が多いし。
そして彼女の扱いがなかなかゲスで、最後ああなるよね~という自業自得なところがなんとも酷い話でした。(話がつまらないという意味じゃなく。)

そんなダメンズな主人公の相棒が多分、長編デビューっぽいマッツ・ミケルセン。
さすがにお若い。そして役柄が偏差値低い若者で、無駄にふざけて回し蹴りをして足をくじくというバカな奴でしたがルックスも若かったです。
何かボコボコにされていてこの頃のマッツは若かくて駆け出し感があったなと思いました。

そしてこの映画に出てくる人ほとんどみんな見たことがあると思ったら、監督二作目の「ブリーダー」に大体出ていました。こっちの映画はちょっとタランティーノっぽかったかな?
でも重低音ガンガンな音楽の使い方はこの頃からすでに片りんを見せていたと思います。

予告編