あの「リーサル・ウェポン」がテレビシリーズになりました。

リーサル・ウェポン

「リーサル・ウェポン」ジェット・リーが悪役で登場した4作目しか観たことないのでこういう話だとは思いませんでした。

バディものとして最高だったのですが、映画だとメル・ギブソンが演じたリッグスが身重の妻を交通事故で亡くして自暴自棄という設定が重かったです。映画でもそういう設定だったんですね。
マータフとリッグスが茶化し合いながら事件を解決していってコミカルだなと思っていたところにリッグスの過去が蘇りヘビーになるんですよ。
でもこのくらい過去の出来事がスパイスになって軽いだけの痛快な刑事ドラマじゃなくなっているところがとてもよかったです。

マータフも家庭思いで料理好き。なんですけど心臓の手術をしたばかりでペースメーカーが入っていて発作が心配という弱点があったりするのですが、一番の弱点は肝っ玉母さん風の美人な弁護士の奥さん。
心に傷を負ったリッグスをいつでも家に迎え入れて夕食をふるまう理想の奥さんでした。

上司もちょっと頼りなさげなんですけど、二人の破天荒な操作っぷりに毎回頭を痛めたりしつつもいいコンビだと認めているところとかもいいんですよね。さりげなく。

一話完結ものながら、DEAの美人捜査官が数回出てきて彼女とリッグスがいい感じになるも亡くなった奥さんの事がフラッシュバックして恋人に発展しなかったり、精神科医のジョーダナ・ブリュースターともいい雰囲気だったりとこの辺りはシーズン2に引き継がれそうだし、マータフ一家内のコミカルないざこざも箸休め的に和むし、これはシーズン2に期待が膨らみました。

予告編