ヒュー・ジャックマン最後のウルヴァリン。

LOGAN

今までの「X-MEN」の中で出てくるウルヴァリンと全然違います。
ミュータントがほぼいなくなっている世界で自分と同じような能力を持つ少女を守る羽目になるウルヴァリンですが、すでにヒーローじゃなくなっていて、久しぶりに登場したプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを荒野の中で介護しているという見た目も内容も枯れている渋い作りになっていました。

最初は嫌がっていたウルヴァリンも彼女の能力を目の当たりにしたり出生の秘密を知ったりして距離が縮まっていく感じが、いつも以上にぶっきらぼうなウルヴァリンに愛情みたいなものが芽生えてアクション映画だけどヒューマンドラマみたいなところが最後のウルヴァリンにして新しかったと思います。

特殊な能力を持つミュータントもそれほど出て来ないで宿命を背負った男の物語みたいに徹したところがよかったのかなと思います。

「X-MEN」から17年ウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンはこれにて卒業ですが、ボンドのようにまた新しいウルヴァリンが現れると思うのでその時をまた楽しみにしています。

予告編

おまけ
別ポスター
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