突如さらわれたシングルマザーが人体実験をされる恐怖を描いたホラー。

ラプチャー 破裂

カルト方向に生きそうなものすごい変な映画でした。

怪しげな研究団体がターゲットを徹底的に調べ上げて誘拐監禁して、嫌いなものを与え続けた極限の先にあるものを引き出すという精神的に恐ろしい映画でした。

主人公のノオミは蜘蛛恐怖症ということで家の中に蜘蛛がいたら絶叫するくらいの蜘蛛嫌い。
家の中に出てくる蜘蛛がタランチュラか?ってくらいでかくてアメリカの一般家庭に出てくる蜘蛛の大きさに引きましたが・・・

そんなノオミが拉致された研究所で恐怖の実験台にされるのですがもちろん蜘蛛責め。これは蜘蛛がちょっと嫌いなレベルでも発狂する実験でした。

蜘蛛責め地獄がこれでもかと出てくるのかなと思いきやノオミが実験部屋を抜け出して施設を脱出しようとすることがメインになってちょっと想像と違っていましたが、この研究所の真の目的が明かされる後半に衝撃。破裂という題名はこういう事だったんですねというオチ。
軽くSFちっくな雰囲気も入っていて意外でした。

こんな映画にノオミをはじめ、マイケル・チクリスやピーター・ストーメアと有名な人たちが結構出ていてゲテモノ映画に高級感が出ていてトンデモ映画になりそうなところをギリギリのところで回避した感じ。ノオミの十八番ヨゴレ絶叫演技も相変わらず勢いがあって良かったです。

予告編

おまけ
別ポスター
ラプチャー 破裂