イタリアのアカデミー賞で作品賞を受賞したブラックコメディ。

おとなの事情

三組の夫婦と一人の男が集まった夕食会でお互いの携帯を見せ合うというゲームを始めたら夫婦関係から友情まで崩壊していくという内容。

隠し事なんてないからこのゲームやろうよと始める大人たち。バカですよね。
最初は他愛もないメールや着信をオープンに笑いあっているも次第に不倫が発覚しそうになり、携帯が同じ独身の男にさりげなく携帯を取り換えてもらったらも立ったで、思わぬ展開に流れ込みそれぞれの夫婦、男同士の友情がいとも簡単に崩壊していく様は笑っていいのやら愚かなのか複雑な気分。

幸せそうで仲の良い三組の夫婦、実は仮面夫婦だったり不倫をしていたりと明らかになっていくきっかけや夫婦の間でも知らなきゃよかったこんなことあんなことがが見事で脚本賞も受賞したのも納得。

ワンシュツエーションっぽいテンポの良い展開だったり、後半これでもかともう得る最悪な状態に陥る様も全編通して舞台劇を観ているようないわゆる戯曲っぽい感じもとてもよかったです。

崩壊していった人間関係にどういうオチを付けるのかと思いきやまさかの展開でキレにまとめるとりーっきーなエンディング。
携帯電話なんて人に隠し子がないなんて言ったって、結局のところ知られたくないプライバシーの宝庫。
そしてこの中で一番ゲスな人は予想通りあの人だったのでした。

予告編