ケバブ屋の店主がキレたというスプラッター。

ザ・シェフ 悪魔のレシピ

邦題が安っぽいB級ホラーみたいになっていますが、意外とヘビーな社会派スプラッターでした。

クラブがあって毎晩酔った若者たちが暴れているような半分スラム街っぽいイギリスの街のケバブ屋が舞台。
ケバブ屋の息子はある日父親が酔った若者に暴行を受け死んでしまったのをきっかけに学校も諦め店を引き継ぐのですが、毎晩やって来る酔った客に店は荒らされ警察もまともに取り合ってくれない日々を送っていたある日、酔った客に絡まれた息子は弾みで客を殺してしまい死体をケバブにすることを思いついてしまいましたよ。

死体からケバブを作っても骨が残るわけでそれを捨てに行っていつか見つかるハラハラ感。社会的弱者が反旗を翻す的な内容なのでグロテスクだけど応援したくなること間違いなし。

トルコ移民という背景もあり、移民というだけで中東系とひとくくりにされる扱いとか白人至上主義とかを盛り込んでいて店に来る横暴な客の身を密かに殺してケバブにするという所がその辺の快楽を目的としたスプラッター映画の犯人とは違う所で、最後はどこへ向かうかと思いきや、とある不正を暴く内容になっているところが面白い作りでした。

「スウィーニー・トッド」っぽいと思ったらやっぱりインスパイアーされいるみたいです。

予告編