自分はヴァーチャル世界の人間なのか?というSFです。

あやつり糸の世界


ハイテクコンピュータを使って仮想空間に完璧な世界を作り上げ未来を予想しているある機関の職員が、自分もましかして仮想空間の人間ではないかと思い始め、謎を突き止めようとするSFですが70年代のしかも西ドイツでこんな進んだ映画があった(TV映画のようですが)のが驚き。

パンフレットにも書いてありましたが「マトリックス」のような多重世界をもうすでに描いているんですよ。
自分がコンピュータの中の人間たちを操っていたと思っていたら実は自分も上の世界の人間に管理されていたって感じが薄ら怖いです。
自分ももしかして仮想世界の人間ではないかと革新に近づこうとするたびに追手が現れたり、証拠が消滅したりしていくところはこういうタイプの映画のベースになっているなと感心しました。
上の世界に通じる連絡係がいてそれはいったい誰なのかというミステリーもあったりして。

そして仮装世界だからというわけではないと思うのですが出てくる人間たちがどことなく人工的な感じもするんですよね。

一部、二部に分かれていて合計で約3時間半と長い映画。
前半部分はちょっと退屈でしたが、二部に入ってからの後半が一気に面白くなりました。

主役の人が割とマーク・ウォルバーグ的な肉体派でしたがカッコよかったし、ヒロインがとにかく美しくて画になりビジュアル面でも独特な世界観を漂わせて貴重な映画を観ることが出来たなと思います。

予告編