実在した音痴の歌姫の話です。

マダム・フローレンス


金持ちのオバサンがカーネギーホールで歌うという話なんですが、フローレンス自体莫大な遺産を相続していて音楽業界に色々と支援していたりする単純に音楽を愛しているというピュアな人だったんですよ。

だから自分が音痴ってことに気が付がついていないし、悪気がないからカーネギーホールを貸し切ってコンサートをしたり思いついた即行動でレコーディングをしにいったりして周りは悪評で持病が悪化しないように奔走するところが実話と考えるとすごいです。

旦那のシンクレアは彼女を思ういい人だと思いきや不倫をしていました。
どちらもそれぞれ愛していてどちらかを選ぶ子と何て出来ないという若干優柔不断なところがヒュー・グラントにぴったり。
そして不倫相手がレベッカ・ファーガソンというクラシカルな美人を持ってくる無駄な豪華さ。

小さな会場でコンサートをやっている時は記者を買収しているもののカーネギーホールだとそうもいかない。
幕が上がり歌い始めると当然のように笑いが起きるのですが、フローレンスは自身が音痴って分かっていないから「何か?」みたいな表情の演技をするメリル・ストリープがやっぱり上手い。

会場が騒然となっているところで金持ちの嫁(品がない)が「一所懸命やっているのを馬鹿にするんじゃないよ。さぁ歌ってフローレンス。」みたいなことをいうシーンがグッとくるというか感動ポイントです。
会場も一体感が生まれ、そして何故かたまに上手く聞こえてくるところが不思議でした。

フローレンス自身、持病を持ったり色々な過去があったと思うのですが晩年だけに絞って描いたところがよかったと思います。

予告編

おまけ
キャラクターポスター
フローレンス・フォスター・ジェンキンス

フローレンス・フォスター・ジェンキンス


シンクレア・ベイフィールド

シンクレア・ベイフィールド


コズメ・マクムーン

コズメ・マクムーン