イスラエルのPOVホラー映画。

エルサレム


イスラエルに旅行に来たアメリカ人が突如として終末に襲われるホラー映画です。

イスラエル映画ってところが新しいですけれど、それ以外はいたって普通のPOVホラーで目新しさも何もないところが残念。
しかも恐怖が始まる前の前半が長いです。
まぁエルサレムを刊行している気分になるというところがこの映画の最大の特徴なんでしょうかね。

あと、エルサレムに行くとエルサレム・シンドロームという精神病的疾患になったりすることがこの映画でも扱われて、これにかかると病院に入れられてしまうみたいなのですが、映画の中ではホラー映画にありがちな寂れた精神病院で怖さ倍増。

後半、唐突にエルサレムに地獄の門が開き、悪魔が次々と人を襲い始め、エルサレムも閉鎖されてアメリカ人たちが突破口を見つける展開。
襲われた人も感染して人間でなくなっていく感じで悪魔や堕天使というよりはゾンビ映画っぽかったですかね。

全体的にはもうひとつといった感じでしたが、エルサレム気分を満喫できる感じはよかったと思います。

予告編