米ソ冷戦時代に実際にあったスパイ交換劇です。

ブリッジ・オブ・スパイ


トム・ハンクスに脚本がコーエン兄弟ということで苦手かもと思いましたがこれが実話ってところが面白く最後まで飽きさせません。

スパイ容疑で逮捕された男を弁護することになるトム・ハンクス。保険関係の弁護士ってところもポイントなのですがスパイ容疑で逮捕されたのは絵を描くことが好きな見た目普通のおじさん。
このおじさん逮捕されてもどこ吹く風って感じの飄々とした表情でつかみどころのない感じに釘づけ、このキャラクターが相当良かったです。と思ったら案の定助演男優賞を取まくったりノミネートされまくったりでアカデミー賞もノミネートされると思います。

そんなこんなで前半は普通にこの容疑者を弁護する話でした。前半のこのパートだけでも十分面白いです。
ソ連のスパイを弁護したってだけで炎上ですよ。適当に弁護してさっさと終わらせたらいいものをこの弁護士は出来た人でどんな人も本気で弁護するいい人でした。

そして後半、アメリカ軍の倍ロットがソ連に捕まり本題のスパイ交換へと展開するのですが、やる気満々で引き受けましたよ。トムハンクス。躊躇しないんですスパイ容疑者と信頼関係を築いているところがよかったです。

舞台をベルリンに移してスリリングな内容になりますが、ベルリンの壁ってこうして出来たんだというのと思わぬハプニングで交渉が難航したりと実話にしてもドラマティックな展開でした。

普通というか元々優秀な弁護士が運命の歯車でこういうことになってしまいましたが、後日談もなかなか興味深かったです。

予告編