銀座で評判の呉服屋の三兄弟がホテルの令嬢に一目惚れというコメディです。

銀座っ子物語


呉服屋なのに?スポーツマンの三兄弟。
長男の川崎敬三がレスリング、次男の川口浩がアメフト、三男の本郷功次郎がボクシングやっていますという全然似ていない三兄弟。

朝のトレーニングから帰って来た三人は一つのシャワーにを一緒に浴びて歌いだしましたよ。
ひばり、チエミ、いづみの三人娘か?と突っ込みを入れたくもなりましたがシャワーシーンが異様な光景でぶっ飛びました。

そんな三人がそれぞれのきっかけでホテルの令嬢若尾文子に出会って一目惚れ。
最初は知らないけれどお互い気が付いてスポーツマンシップに乗っ取りアタックするところがさわやかです。

他に野添ひとみ、江波杏子が出ていてもう誰と誰がくっつくってすぐ分かるのですが、中盤までに若尾文子のお相手がさっさと決まると後半はお父さんの中村鴈治郎がバーのマダムに若尾文子のための着物を売ってしまいそれを取り戻すために大騒動という展開で一粒で二度美味しい作りになっていました。

テキトーな中村鴈治郎にイラッとしているお母さんが三益愛子ってどんだけすごい一家なんだって話ですが、こういうラブコメディって世間が狭い方が楽しいんですよね。
最後はすべて丸く収まるし。

若尾文子の七変化も目に楽しかったです。