タランティーノ脚本のクライムロマンス。

トゥルー・ロマンス


絶対好きだからと言われていて、前から観たかったこの映画やっと観ることが出来ました。

コールガールとの逃避行ものですが、これは主人公がやらなくていいことをやってどんどん深みにはまっていく空回り系の映画でした。

あんな小さな出来事からあんなに壮絶な最後になっていくところがすごかったです。

コールガールのパトリシア・アークエットと冴えない青年のクリスチャン・スレイターがお互い一目惚れ。
別にそのままどこかに行けばいいのに心の中のエルビスが無駄な正義感を抱かせて元締めのところに殴り込み。
そこでで早速登場するゲイリー・オールドマンにボコボコにされるも隙をついてやり返し血の惨劇、パトリシアのスーツケース金と思っていたらスーツケースいっぱいのコカインが。

ということでコカインを売りさばこうとする二人。
本人たちが気が付かない間にイタリアンマフィアと警察を巻き込んで大騒動という性質の悪さが面白いのですが、スレイターの無駄に正義感ぶったところが周りをどんどん巻き込んでいきます。
親友のマイケル・ラパポートがまた俳優志望ということで色々とオーディションを受けているのですがいかにも頭が悪いですという感じもよく何か分からないけど銃撃戦に巻き込まれるところが彼だけでも助かって欲しいと思わせる愛らしさ。

脚本がタランティーノということでこの時代からタランティーノ色がかなり強いです。
豪華俳優陣の出ては消え出ては消えという使い方に始まり、長い無駄話にうんちく、そして女にも容赦しない(パトリシアもすごいことになっているし)バイオレンスシーンとこれを観ていると「キル・ビル」や他のタランティーノ作品の基になっているところが沢山あります。

刑事がクリス・ペンとトム・サイズモアというこのコンビがマフィアよりも一番信用ならない感じのや一瞬で消えるサミュエル・L・ジャクソンとか大胆な感じも心から楽しめました。

パトリシア・アークエットはこのまま体型だったらもしかしたら「キル・ビル」のダリル・ハンナの役やっていたかもしれないなと思いました。

これだけ観てもすごいキャストが揃っていることが分かる予告編